会社が弁護士と顧問契約を結ぶメリット
会社を経営していると、取引先との間で契約上のトラブルが起きたり、従業員との労務管理で悩んだりと、法的な問題にぶつかる場面は多々あります。
この記事では、会社が顧問弁護士を持つことで得られる具体的なメリットや、スポットで依頼する場合との違いについて解説します。
顧問弁護士契約の基本的な仕組み
顧問弁護士契約とは、毎月決まった額の費用を支払う代わりに、弁護士から継続して法的な助言やサポートを受けられる契約のことを指します。
問題が起きたときにその都度弁護士を探して依頼するスポットの契約とは違い、日々の業務で生じるちょっとした疑問などを気軽に相談できる点が大きな特徴です。
会社の規模や依頼したい範囲に合わせて、契約の内容や費用を調整できるのが一般的です。
顧問弁護士と契約する主なメリット
顧問弁護士を迎えることには、発生したトラブルへの対応だけでなく、経営の基盤を安定させるためのさまざまなメリットがあります。
ここでは、具体的にどのようなメリットが得られるのかについて確認していきましょう。
トラブルを未然に防ぐ対策ができる
大きなメリットのひとつは、トラブルが起きるのを防ぐための対策を講じることができる点です。
取引先と交わす契約書の内容に問題がないかのチェックや、就業規則の整備などを日常的に依頼することで、将来的な争いの原因をあらかじめ取り除くことができます。
トラブルが起きてから対処するのではなく、起きないための強固な体制作りを進められるため、経営上のリスクを最小限に抑えることにつながります。
自社の事情を理解した迅速な対応
何か問題が起きた際に、スピーディーな対応が期待できる点もメリットといえます。
スポットでの依頼では、初めて会う弁護士に対して自社の事業内容や内情を最初から説明しなければなりません。
しかし顧問弁護士であれば、すでに会社の状況を深く把握しているため、電話やメールですぐに連絡をとり、的確なアドバイスを得ることが可能です。
初動対応が早まることで、問題が深刻化するのを食い止める効果も期待できます。
企業としての信頼性が高まる
顧問弁護士がいるという事実は、社会的な信用力を高めることにもつながります。
会社のホームページや会社案内などに顧問弁護士を記載することで、法令順守を重視するクリーンな企業であるとアピールできます。
また、悪質なクレームに対して顧問弁護士に相談すると伝えるだけで、不当な要求に対する抑止力としてはたらくケースも少なくありません。
経営者が法的な不安から解放され、本業に専念できる環境が整うことも大きなメリットです。
まとめ
顧問弁護士と契約することで、トラブルの予防や迅速な解決、社会的信用の獲得といった多くのメリットが得られます。
法的なリスク管理は、企業が安定的かつ継続的に成長していくために欠かせない要素といえます。
自社の規模や業種に合った弁護士を探すためにも、まずは1度法律事務所の相談を利用して、顧問契約の内容について話を聞いてみることを検討してみてください。